どうも、solobochiです。
2019年に入ってからというもの、休日は割とpython触ってます。
といってもまだ簡単なサンプルコードをなぞるだけですが。
で、先日、
python仮想環境の構築をしたので、備忘も兼ねて残しておきます。
目次
- 概要
- 手順1 VisualStudioCodeのインストール
- 手順2 VisualStudioCodeのセットアップ
- 手順3 Mac OSでpython仮想環境の作成
- 手順4 仮想環境内にライブラリをインストール
- 手順5 作成した仮想環境を適用させる
- 手順6 サンプルソースで疎通
4/1更新 ソース部分をCrayon Syntax HighlighterでUpdate 12/16更新 LightGBMがimportでエラーになった場合の対処法について追記 5/5更新 さらにLightGBMがimportでエラーになった場合の対処法について追記
メモ
正直、ググれば楽勝だろ、と思っていたけど意外にハマりました・・・・
では、早速。
〜python仮想環境構築手順〜
まずは私の環境から
使用環境
- Macbookpro(macOS10.14.2)
- python3.6.6
- VisualStudioCode1.30.2
補足:pyenv、virtualenvで構築しました。
anacondaは使っていません。
(厳密には、anaconda使っていましたがtensorflowが使えなかったのでやめました。)
●やりたいこと
・pythonの仮想環境を作る
(どういうことか?)
⬇︎
step
1ライブラリをインストールして
各種ライブラリのimportが正常に作動することを確認する
※import numpy、import pandas、
import tensorflow、import keras
step
2Visual Studio Codeでpythonのソースをデバッグ可能にする
⬇︎
すると、、、
- Macbookproで、
- VisualStudioCodeを使って、
- pythonの開発を実行することができる
= python仮想環境(開発環境)の構築が完了する!!
ということで、、
<手順1>VisualStudioCodeのインストール
以下のページからインストール
<手順2>VisualStudioCodeのセットアップ
2−1 pythonの拡張機能追加
2−2 日本語の拡張機能追加
2−3 pythonインタープリタの設定(後述)
2−4 settings.jsonの設定(各種ユーザ設定、後述)
<手順3>Mac OSでpython仮想環境の作成
3−1 brewのインストール(pyenvインストールのため)
(brewとは、Mac OSにソフトをインストールパッケージ管理ツール)
3−2 pip3のインストール
(pythonのパッケージインストールツール。
pipがpython2系、pip3がpython3系。今回はpython3.6.6を用いるのでpip3)
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pip3 install --upgrade pip |
3−3 Mac OSで仮想環境用にディレクトリ作成
※どこでもいいです
3−4 pyenvのインストール、bash_profileの設定
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brew install pyenv vi $HOME/.bash_profile |
パスを通す
※以下をbash_profileに記述する
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export PYENV_ROOT="${HOME}/.pyenv" export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH" eval "$(pyenv init -)" |
3−5 virtualenvのインストール
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brew install pyenv-virtualenv |
3−6 pythonのインストール(いよいよ!)
pyenvでバージョンを指定してインストールします。
最新はpython3.7でしたが、python3.7ではtensorflowが使えないため、
python3.6.6をインストールします。
(私はこのことになかなか気付かずここで結構ハマりました・・・)
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pyenv install 3.6.6 |
1 2 3 4 |
#デフォルトの環境を3.6.6にする pyenv global 3.6.6 |
※特定のディレクトリだけデフォルトに設定する場合は、
cd xxxxx(特定のディレクトリへ移動)
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pyenv local 3.6.6 |
3−7 virtualenvで仮想環境の作成(いよいよ!その2!)
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#ここでつけた名前がターミナル等で表示されるようになります pyenv virtualenv 3.6.6 env1-py3.6.6 #env1-py3.6.6は任意の仮想環境名 |
3−8 仮想環境の起動・停止
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#仮想環境の起動 pyenv activate env1-py3.6.6 #仮想環境の停止 pyenv deactivate env1-py3.6.6 |
※仮想環境を削除する場合は、
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#仮想環境を削除 pyenv uninstall env1-py3.6.6 |
<手順4>仮想環境内にライブラリをインストール
4−1 numpyのインストール
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pip3 install numpy |
4−2 pandasのインストール
1 2 3 |
pip3 install pandas |
4−3 tensorflowのインストール
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pip3 install tensorflow |
4−4 kerasのインストール
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pip3 install keras |
4−5 scikit-learnのインストール
1 2 3 |
pip3 install scikit-learn |
※補足
lightgbmが突然importでエラーになるようになったので、そんな時は、pyenvをactivateさせて、pipコマンドで一度インストール済みのライブラリをアンインストールして、再度インストールし直したら問題なくimportできるようになりました。
※補足2
またまたlightGBMがimportエラーになり、アンインストールを試みるもうまくいかなかったので、pythonのバージョンをあげて入れ直してインストールしました。
pipのupgradeもうまくいかず、SSLの証明書系のエラー(There was a problem confirming the ssl certificate)も出ていたので、これしか手がなかった。
(python3.6.6 → python3.7.7)
<手順5>Visual Studio Codeに作成した仮想環境を適用させる(上記の2−3、2−4)
5−1 Visual Studio Codeの左下、もしくはFunc + F1ボタンから、
Python:インタープリタを選択
→今回作成した仮想環境を選択する
5−2 ユーザ設定から、pythonのパスを指定
python.pythonPath = 〜.pyenv/versions/env1-py3.6.6/bin/python"
<手順6>サンプルソースで疎通
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import numpy as numpy import pandas import keras import tensorflow as tf msg = "Hello" print(msg) |
こちらのファイルを実行して、
Hello
とターミナルに表示されれば無事疎通完了です。
以上