どうも、solobochiです。
アントラーズファン歴20年以上のsolobochiです。
今シーズンのアントラーズについて振り返ります。
目次
2019年総合成績
■リーグ戦:3位(18勝7敗9分け、勝点63、得点54、失点30)
■アジアカップ :準々決勝敗退(vs広州恒大)
■ルヴァンカップ:準決勝敗退(vs川崎フロンターレ)
■天皇杯:決勝(1/1予定)
印象に残った試合
■第1節(開幕戦)2/23(Sat)大分トリニータ戦(HOME/19,463) ●1−2
昨年リーグ3位とタイトルを逃すものの、悲願だったACLを制覇してアジアチャンピオンとして4冠を目標にして迎えたホーム開幕戦。
まさかの昇格組トリニータに敗戦を喫した試合。
1点目の失点は藤本のシュートがうまかったのでノーチャンス。
2点目の失点はトリニータのカウンターが見事に決まった。
先制されたものの、後半早々に伊藤翔のゴールで追い付けたので逆転のシナリオが見えたが、勝ち切れないどころか勝ち越されて開幕戦を落とす。
後半かなりチャンスもあっただけに決め切れなかったことや、カウンターへの守備のもろさなどまさに今年の結果を表す試合だったのでは。
■第2節 3/1(Fri)川崎フロンターレ戦(AWAY) △1−1
1失点は前半の早い時間に中村憲剛にFKを直接決められて先制される。
そのおよそ10分後に内田からのロングボール1発で伊藤翔がトラップして流し込む。
今シーズンで内田が一番輝いたシーンだった。今シーズンはこのホットラインでゴールを量産か?!と、期待したのは私だけではなかったはず。
追い付けたのはよかったが、2戦連続勝ち星なくスタートで出遅れることになる。
■第4節 3/17(Sun)コンサドーレ札幌戦(AWAY) ○3−1
伊藤翔の2ゴールに、レアンドロの追加点でやっと複数得点で快勝、見てて気持ちいい試合だった。
伊藤翔の先制点はカウンターで抜け出しから冷静にループ、2点目はDFの裏とってからキーパーとの1対1でトーキックでキーパーの股抜き。
2点とも、点の取り方を知ってるなって感じのシュート、ゴールだった。
さすが、これまでのスカウト方針を変更して国内クラブからの即戦力を引き抜いた成果が実ったと思った。
最終的には怪我もあって7ゴールと寂しい結果に終わってしまったので来シーズンに期待したい。
ここから快進撃が始まってくれたらよかったのだけど、、、。
■第7節 4/14(Sun)FC東京戦(AWAY) ●1−3
開幕戦を落とし、2戦目をドローとスタートダッシュには遅れたものの、3節から4試合負けなしで3勝1敗2分の6位で迎えた首位FC東京との上位対決。
FC東京は開幕から5勝2分負けなしと絶好調でぶっちぎりの首位。AWAYで絶好調のFC東京に、前半早々5分、16分、29分と立て続けの3失点。
1点目は横に揺さぶられて真ん中の永井を町田が捕まえられずどフリーでヘディングされて先制を許す。
2点目は久保を起点としたロングカウンターから最後はディエゴ・オリベイラとの1対1で町田が踏ん張れず振り切られてコンシュー決められて失点。
3点目はFC東京のペナ付近から久保くんが大きくクリアしたボールを犬飼が処理誤りディエゴにさらわれ、町田も軽く足だしてかわされて失点。
後半にレオ・シルバのゴラッソコンシューミドルで1点返すも、反撃及ばず敗戦。
レオは第5節の磐田戦の同点ゴール、第6節の名古屋戦の逆転弾と3戦連続ゴールするも、守備の安定がなく、今シーズンに暗雲、という試合だった。
町田には将来のアントラーズを支える不動のCBに成長して欲しい。
■第12節 5/18(Sat)松本山雅戦(HOME) ○5ー0
第9節で横浜Fマリノスに逆転負けしてから第10節、第11節と連勝して5位で挑んだ12位の松本山雅戦。永木のクロスからレオ・シルバ先制点、白崎の追加点、セルジーニョ左足のビューティフルコントロールシュート、後半に土居のクロスから白崎2点目、最後は中村充で5点目。快勝、大勝、3連勝。SB内田の穴を永木にフィットして、ダブルボランチにレオ、三竿、いろいろ試していたLMFに白崎でフォーメーションが定まった。ここから連勝を伸ばしていきたいところだったけれど、、第13節のサガン鳥栖戦の敗戦が今思えば痛かった。最終的に優勝のマリノスとは勝ち点差7だったことを考えてしまうと、第13節の鳥栖、第21節の湘南との敗戦が痛かったように思ってしまう。勝てない試合じゃなかった。ルヴァンカップの川崎戦とかは勝てる気しなかったけど。ACLから中3日の過密日程の影響かケガ人多すぎてACLもリーグもほぼ同じ戦力で戦ってるのやっぱり厳しかった。控えに脇坂・長谷川・守田・斎藤・大島・家長・中村憲剛とかをおける川崎の層の厚さたるやもう。。。という感じ。
■第17節 6/30(Sun)サンフレッチェ広島戦(HOME) △2−2
前節セレッソ相手に2−0と快勝して迎えた前半戦最終戦となるサンフレッチェ広島戦。ACL決勝トーナメント1回戦でもホーム&アウェイで2試合やった後の今シーズン3試合目の対決。というか前節のC大阪戦が割と今シーズンのアントラーズを象徴していた気がしている。基本的にはプレスがうまくハマらず相手に決定機を何度も作られ、ピンチが多いが、スンテのセーブやシュートブロックでなんとか失点を防ぎつつ、少ないチャンスをものにして勝利するパターン。これが強いチームだと川崎やマリノスのようにチャンスをしっかりと決められて、オフェンスでもろくに点が奪えずに敗戦するパターン。なかなかベストメンバーが揃わなかったのも要因の一つではあると思うけど。あとはこの広島戦も後半終了間際に失点して同点に追いつかれたり、第13節のサガン鳥栖戦のように後半ロスタイムに失点して敗戦するパターンも多かった。試合の最後をしっかりと締められないようではかつての常勝軍団の姿はもう無い。第16節浦和レッズ戦も後半43分に興梠に決められてドローだったり、次の第21節の湘南ベルマーレ戦も後半アディショナルタイムにCKから決められて敗戦だったり1点が重い。
■第21節 8/3(Sat)湘南ベルマーレ戦(AWAY) ●2−3
浦和戦から中3日で迎えた湘南ベルマーレ戦。後半戦、第18節の磐田戦、第19節の仙台戦、第20節の鳥栖戦と連勝で後半戦をうまく入れていたが、過密日程の疲れから2点を先制される。いずれもサイドから突破されてクロスとシュートのこぼれ球で失点。その後PKもあってなんとか2点を返して同点に追いついたものの、後半アディショナルタイムのコーナーキックから頭で合わせられて失点、勝ち越されて敗戦。今シーズンは後半締められずに失点を喫して敗戦や勝ち点3を取り損ねた試合が多かった印象。
■第22節 8/10(Sat) 横浜F・マリノス戦(HOME) ○2−1
前節を後半アディショナルタイムの失点で湘南に破れて4位で迎えた3位横浜F・マリノスとの直接対決。
前半1分にビルドアップに前線からプレスでボール奪取してセルジーニョのビューティフルコンシューゴラッソで先制。
後半には土居聖真の追加点で2−0と思いきやオフサイドでノーゴールとなり、その後ゴール前の混戦から仲川に同点ゴールを許す展開。
最後は後半43分に期待の新星FW上田のプロ初ゴールで勝ち越しして見事に勝利。
これで2位に浮上。首位のFC東京が見えてきた。ここから第31節の川崎戦まで9試合負けなし、第28節のC大阪戦で首位浮上。
この時期はマジで優勝だと思っていた。
■第28節 10/6(Sun) セレッソ大阪戦(AWAY) ○1−0
7月、8月、9月で7勝1敗3分と絶好調で首位のFC東京と勝ち点差1で迎えたセレッソ大阪戦。
前半早々のコーナーから犬飼のヘッドで先制するも、試合を通じて被シュート15本と攻められまくったが、スンテのセーブでゴールは割らせず1−0で勝利して今シーズン初めて首位に立つ。
内容はともかく試合には勝つ。アントラーズらしいといえばらしい試合だった。
■第32節 11/23(Sat)サンフレッチェ広島戦(AWAY) △0−0
間違いなくここが大一番だった。第31節終了時点で首位のFC東京から勝ち点差3の3位。
(第31節終了時点)
1位:FC東京 62pt
2位:横浜F・マリノス 61pt
3位:鹿島アントラーズ 59pt
ここで勝ち点3取れていればマジでタイトルあったけれど、今シーズンはこういう大一番を勝ちきれないシーズンだった。崩しきれず得点が取れない試合が多かった印象。枠内シュート3本。でもサンフレッチェ強かった。柏、森島よかった。今シーズンは第21節で破れた湘南といい第27節の札幌、第29節の松本、前半戦の鳥栖といい3バックに苦しめられた感じある。
■第33節 11/30(Sat) ヴィッセル神戸戦(HOME最終戦) ●1−3 優勝消滅
優勝が消滅したホーム最終戦にして天皇杯決勝と同じカード。前節の広島戦でドローに終わったことでいよいよ後がなくなって残り2つ勝つしかなくなった状況で迎えた神戸戦。
(前節終了時点)
1位:横浜F・マリノス 64pt 得失点差+24
2位:FC東京 63pt 得失点差+20
3位:鹿島アントラーズ 60pt 得失点差+25
今シーズンホームで最多入場者34,312人。
なんと言ってもハーフタイム中ずっとチャントが途切れないっていうアツさ。
「奇跡をー起こせー!」「OleOle!」ハーフタイムの15分ずっとチャントってもう、、涙腺ヤバかった。
前半から内田と酒井のバチバチの争いとかよかったが、今シーズンずっとできてなかったクロスの対処の悪さが出て前半早々にゴール前で町田・犬飼のお見合いを藤本にかっさらわれて大事な試合で失点。藤本ステルス性能高かった。その後さらに前半にクロスからまた失点。今シーズンずっと3−5−2のシャドーをSBでうまく見れずにクロスから失点するパターンが多かった気がする。ウイイレでよくあるグラウンダークロスに合わせるだけのゴール。ボールウォッチャーになって人を捕まえられない失点シーン、今シーズン本当に多かった。それでもサポーターの声援は鳴り止むことなく、前半終わりに土居が1点返してまだ分からない状況で後半を迎えたけれど、後半最初、中盤でレオが相手陣内でボールを持てて、町田、内田の両SBも高い位置をとって攻撃ができていたアントラーズの流れが来ていたいい時間はあったけど点は奪えず。レオ、セルジーニョ、名古あたりはキープもできて可能性を感じたけれど、なかなか点が取れず、後半15分で4−4−2から4−1−4ー1に変えて点を取りに行って何度かサイドからチャンスになりかけたけれどやっぱり点は取れず、逆に後半42分にカウンターからまたグラウンダーのクロスからダメおしの失点。
リーグタイトルは逃したものの、最後の一つ、天皇杯は決勝で苦しくもまた神戸戦なので、対策練ってなんとかタイトル取ってほしい。
今シーズンの振り返り
シーズン開始前は、
・小笠原の引退
・昌子の移籍
・西の移籍
と昨シーズンオフに主力が抜けたものの、FW鈴木優磨、FW安部裕葵、DF安西幸輝、DF町田浩樹といった有望な若手に加えて、安定してきたボランチの三竿、レオシルバ、そしてアジアカップでも大活躍だったセルジーニョ、土居聖真などなどかなり充実した戦力で今シーズンはマジでリーグ優勝、カップ優勝あると思ってた。それがまさかの、FW鈴木優磨、FW安部裕葵、DF安西幸輝と主力3人が一気に移籍して、ケガ人まで続出(三竿、レオ、内田、犬飼、ブエノ、伊藤、セルジーニョ、名古、、、)とは想定外だった。。
この厳しい戦力事情でリーグ、アジアカップ 、国内カップ、天皇杯とよく戦ったと思う。ただ、アントラーズというチームでは結果(=タイトル)が求められるチームなので、無冠だけどよくがんばった、は通らないので最後残された天皇杯のタイトルはなんとしても取らないといけない。来シーズンはカップとリーグでうまくターンオーバーできるだけの若手戦力の台頭が求められる。うまくやりくりしてケガ人少なくタイトルを取らないといけない。今シーズン主力級で逆に大きな怪我しなかったのって、、MF土居、GK曽ヶ端、ぐらいでは。特にFW伊藤、MFセルジーニョ、SB内田、GKスンテといった各ポジションの主力陣と、MF三竿、MFレオ・シルバ、とDF犬飼、DFチョンスンヒョンという守備の要にあたるダブルボランチとCBのケガがかなり痛かった。。1stチョイスの離脱時にチームとしての戦力を落とさないだけの選手層の厚みがなかったことも課題。
改めて時系列で振り返ると、
2月:FW鈴木優磨ケガで長期離脱 / 開幕戦で大分に敗戦 / ACLプレーオフに勝利して本戦出場決定
3月:開幕ダッシュに出遅れて7位と低迷 / 安西がA代表に選出 / 安部がU-20日本代表に選出 / 町田がU-22代表に選出 / チョンスンヒョン怪我で長期離脱 / SB小池の加入
4月:第7節のFC東京、第9節の横浜Fマリノスに敗れて9位まで転落 / 伊藤翔の第2節でのゴールが2月3月の月間ベストゴールに選出 / CBブエノ長期離脱
5月:第6節名古屋グランパス戦のレオ・シルバの5人抜きからのゴールが4月月間ベストゴールに選出 / ケガ人が多い中でフォーメーションが定まってくる。右SBに永木、左SBに安西、CBは犬飼とチョンスンヒョン、ボランチは三竿・レオ、両ワイドに白崎、レアンドロ、FWはセルジーニョ・土居聖真。 / コパ・アメリカ向けA代表に安部が選出。(FC東京の久保も選出)
6月:代表Weekがあり6月は3試合で1勝2分で勝ち点を5積むが、第17節を終えて5位と奮わない結果 / 依然として第7節からFC東京が首位をキープ。
7月:安部裕葵のFCバルセロナ移籍 / 安西のポルティモネンセ移籍 / 鈴木優磨のシントトロイデン移籍 / 上田綺世の加入 / 相馬勇輝の期限つき加入 / 金森の鳥栖への移籍 / 平戸の町田への完全移籍 / 主力3人の移籍にも関わらず、7月は負けなしの3勝1分で勝ち点を10伸ばす / セルジーニョが7月の月間MVP受賞
8月:第21節の湘南戦で後半アディショナルタイムに勝ち越しされて敗戦したものの、トータルでは2勝1敗1分けと好調を維持。7月、8月、9月はホントよかった。第22節では横浜F・マリノスに勝利、第26節にはFC東京に勝利して直接対決では勝利していたのに、、。マリノスは第21節からの3連敗から第24節から最終節まで11試合負けなしの追い込みはスゴすぎだった。第27節の札幌とのドロー、第29節の松本とのドローが勝ちきれていればな。。
9月:ACLの準々決勝で広州恒大に破れて敗退。8月、9月の連戦の疲労が10月の追い上げに響いた感じはする。来シーズンもリーグ、カップ、ACL、天皇杯と過密日程にはなるので選手層の厚みは来シーズン求められる。
10月:第28節のC大阪戦で勝利して、ついにシーズン初めて首位に立つ。このままの勢いでいければよかったのだけれど、11月の失速で優勝を逃す。
11月:第30節終了時点では、首位だったが、第31節で川崎フロンターレに0−2で敗戦、第32節はサンフレッチェ広島と0−0でドロー、最後は極めつけで第33節にはヴィッセル神戸に1−3で大敗して優勝が消滅。最後の追い込みの大一番で勝ちきれないチームだった。首位に立った第28節から優勝を逃す第33節までの6試合での得点が4点ではさすがに得点力不足と言わざるを得ない。来シーズンはマルキーニョスくらすのFW獲得を求める。
フォーメーション
基本的には伝統の4−4−2、ダブルボランチの形。
シーズン開幕当初は、
FW伊藤、FWセルジーニョ、
LMF安部/土居/山口、DMF永木、DMFレオ、RMF遠藤/土居/レアンドロ、
LSB山本/安西、CB犬飼、CBスンヒョン、RSB安西/内田、GKスンテだったものが、
徐々に、
FW伊藤、FWセルジーニョ/金森、
LMF安部/土居/山口、DMF永木、DMFレオ、RMFレアンドロ/土居、
LSB安西、CB犬飼、CB町田、RSB内田、GKスンテ(※下線は固定化していく)となり、
第5節RSB内田の怪我で
FW伊藤、FW土居/セルジーニョ、
LMF白崎、DMFレオ、DMF三竿、RMF安部/レアンドロ、
LSB安西、CB犬飼、CB町田、RSB小田/永木/平戸、GKスンテとなり、RSB永木、LMF白崎、RMFレアンドロが定着。
伊藤の怪我で、
FWセルジーニョ、FW土居、
LMF白崎、DMFレオ、DMF三竿、RMFレアンドロ/安部、
LSB安西、CB犬飼、CBスンヒョン、RSB永木、GKスンテ(第11節〜)となり、ようやくこれで固定の時期が続くが、、
(※第10節〜第15節は4勝1敗1分)
レオの怪我で、
FWセルジーニョ、FW土居、
LMF白崎、DMF永木/名古、DMF三竿、RMFレアンドロ/安部、
LSB安西、CB犬飼、CBスンヒョン、RSB山本、GKスンテ(第15節)となり、名古が台頭。レオの怪我は長期化せずメンバも固定されて結果も好調。
(※主力の放出もありつつ第16節〜第23節で5勝1敗2分)
スンヒョンの怪我で、
FWセルジーニョ、FW土居、
LMF白崎、DMFレオ/名古、DMF三竿、RMFレアンドロ/安部、
LSB小池、CB犬飼、CB町田、RSB山本、GKスンテ(第18節)となり
夏に、安部、安西、鈴木ら主力の移籍を受けて、伊藤、レオの復帰もあり、
FWセルジーニョ、FW伊藤/土居、
LMF白崎、DMFレオ/名古、DMF三竿、RMFレアンドロ、
LSB小池、CB犬飼、CB町田、RSB永木、GKスンテ(第19節、第20節)となり、
スンヒョンの復帰で、
FWセルジーニョ、FW土居、
LMF白崎、DMFレオ/名古、DMF三竿、RMFレアンドロ、
LSB町田/小池、CB犬飼、CBスンヒョン、RSB永木、GKスンテ(第21節)となり、
ACLとの過密日程考慮のターンオーバーなどもあり、ブエノ、小泉、名古が台頭。
FWセルジーニョ/上田、FW土居/伊藤、
LMF白崎、DMFレオ/名古、DMF三竿、RMFレアンドロ/セルジーニョ、
LSB町田/小池、CB犬飼、CBスンヒョン、RSB永木/小泉、GKスンテ(第22節)となる。
8月、9月はターンオーバーしながらもリーグは好調。ブエノ、名古の台頭がよかった。特にブエノはよかった。
FW伊藤、FW土居、
LMF白崎、DMFレオ、DMF三竿、RMFセルジーニョ、
LSB小池、CB犬飼、CBブエノ、RSB小泉、GKスンテ(第26節 FC東京戦勝利)
9月後半に三竿、レオの怪我での離脱からかなり台所事情が苦しくなる。RSB内田が復帰して小泉をDMFへ。
FW伊藤/上田、FW土居、
LMF白崎/中村、DMF名古/白崎、DMF小泉/永木、RMF遠藤/セルジーニョ、
LSB小池/町田、CB犬飼、CBブエノ、RSB内田/伊東、GKスンテ(第27節、第28節)
10月になり伊藤、セルジーニョ、犬飼の離脱。レオ、三竿、スンヒョンの復帰。
FW上田、FW土居、
LMF白崎、DMFレオ/名古、DMF三竿、RMF遠藤/レアンドロ、
LSB町田/小池、CBスンヒョン、CBブエノ、RSB永木、GKスンテ(第29節)
11月になり伊藤、セルジーニョ復帰。
FW伊藤/上田、FW土居、
LMF白崎、DMFレオ、DMF三竿、RMF遠藤/セルジーニョ、
LSB町田/小池、CBスンヒョン、CBブエノ、RSB永木、GK スンテ(第30節 浦和戦勝利)
大一番の第31節、第32節、第33節の3試合。三竿が怪我で出れなかったのはホントに痛かった。。
FW伊藤、FW土居、
LMF白崎/名古、DMFレオ、DMF永木、RMFセルジーニョ、
LSB町田、CBスンヒョン、CBブエノ/犬飼、RSB内田、GKスンテ(第31節 川崎戦敗戦、第32節広島戦ドロー、第33節神戸戦敗戦)
こうやって改めて見てみるとベストで戦えた試合がほとんどなかったのがわかる。
ベストで戦える準備も大切だし、ベストでなくても戦力が落ちないことも大切。
そして何より後半・終盤戦の追い込みの重要性。ここでベストメンバー揃えて戦うことができなかったのは厳しかった。
来シーズンに向けて
個人的に思う補強ポイントを挙げていく。
Point1 ストライカー
セルジーニョの移籍の有無にかかわらず、コンスタントに試合に出て2桁得点取れるストライカーの獲得が必要。マルキーニョス的なゴールゲッター求む。もちろん上田綺世はゆくゆく日本を代表するストライカーになるだろうけれど、まだこれからでしょう。柳沢、マルキーニョス、興梠、大迫に続くストライカーを補強したい。
Point2 サイドバック
今シーズンは内田、山本、小田とSBがことごとくケガで離脱して右SBが定まらないシーズンだった。最終的には永木のコンバートが一番ハマったものの、シーズン通して戦えて運動量があって、かつ攻撃の起点になるSBを補強したい。アントラーズといえば名良橋、ジョルジーニョ、新井場などリーグ屈指のサイドバックが多い。伝統的な4−4−2でサイドアタックが中心となるこのチームにおいて攻守の鍵となりうるポジションであり確実な補強ポイントとなる。
Point3 アタッカー
いわゆるシャドーの位置で働く、アントラーズのフォーメーション で言うとインテリオールのポジション、かつてのレオナルド、本山、野沢のポジション、今でいうとセルジーニョが今シーズン終盤で務めていたところの補強が必要。ターンオーバーを見越して。LMF白崎、RMFセルジーニョでも良いけれど、もっと得点の取れるATKを補強したい。
Point4 センターバック
2019シーズンは試合終盤での失点が目立った。特にクロスに対する対応、マークの甘さ、この辺りをしっかり締められるCBを補強したい。ブエノの相方。
Point5 ボランチ
三竿の移籍有無にもよるけれど、レオ・三竿に代わるボランチは補強しておきたい。名古がかなり台頭してきたが、もう1枚必要。ビルドアップからしっかり入れてトップの動きが見えて試合の流れが読めて相手のプレスと駆け引きができてフィードが送れる選手。
まとめ
2019年のアントラーズはリーグ3位に終わりました。2018年に続き2年連続の3位。18勝7敗9分け、勝点63、得点54、失点30。
負けも多いけど、引き分けが多かった印象。首位のマリノスは4分け(22勝8敗4分け)。2位のFC東京は7分け(19勝8敗7分け)。
終盤で失点して勝ち点を落とす試合や、逆に勝ちきれない試合、得点が取りきれない試合が多かった印象を覚える。試合数の多さからくる過密日程による疲労とケガ人続出でなかなかベストメンバーを固定して戦うことができなかったことと、夏の移籍市場での主力放出で大幅な戦力ダウンとなったことなどがあってチームとして成熟感、崩し方、守り方が、出てこなかった。来シーズンは監督の交代もあるので、どういうサッカーをしたいのか明確にしてやり通し、勝ち切って欲しい。代表クラスの個々のレベルは高いので、うまくストロングを活かしつつチームとしてこの掛け合わせで最大値を出せるように、期待したい。2016年以来のリーグ優勝を期待してます。
以上